中京区在住のK様よりカバー工法による断熱材付軽量金属瓦葺きへのお葺替えをご依頼いただきました。
既存カラーベスト大屋根
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既存カラーベスト下屋根
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一度に沢山のbefore →afterをご覧いただきました。
ここK様邸の屋根は下屋根が四箇所あり、勾配も様々で大屋根は急勾配、下屋根の一部は緩勾配となっておりました。
全ての屋根がカラーベストで葺かれてあったので、カバー工法による断熱材付軽量金属瓦葺きでアイジー工業スーパーガルテクトで葺替え致しました。
大屋根は勾配が急で、立ってられるのがやっとといったところです。
カラーベスト材の表面は経年劣化により、風化で粉が吹いたようになっており滑りながら歩くといった感じです。
カバー工法では屋根構面をフラットにする必要が有るため棟板金や木下地等は撤去します。
ゴムアスファルトルーフィングを直接既存屋根材の上に敷き釘等で留め付けます。
棟には木下地を取り付けます。
先程取り付けた木下地はゴムアスファルトルーフィングで巻くように覆います。
棟板金からの僅かな浸水でも木下地は年月が経てば少しずつ腐食していきます。
このようにゴムアスファルトルーフィングで巻き、浸水を完全にシャットアウトする事で木下地の腐食を防ぎ、板金を留め付けている釘、ビスの緩みも防ぎます。
一昨年の台風21号の被害でもっとも多かったのが、土葺き瓦の飛散とカラーベスト屋根の棟板金の飛散でした。
主な原因は、棟板金の木下地の腐食による釘の緩みや留め付け釘の数不足でした。
スーパーガルテクトの施工は施工マニュアルに沿って施工します。
パッキン付ビスで強固に留め付けをしますので、台風時でも安心です。
屋根工事と同時に雨といの取り替えも行います。
雨といも経年劣化により、上の写真のような剥離現象やジョイント接着部からの雨漏りなどが発生します。
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既存雨といを撤去し、新しい受け金物を取り付けて雨といを掛け替えます。
続いて下屋根の施工に取り掛かります。
K様邸には下屋根が4カ所あり、うち3カ所は2寸5分の緩勾配屋根となっておりました。
下葺きとしてゴムアスファルトルーフィングを張ります。
上の写真を見比べていただきますと色や柄に違いがあるのがお判りいただけます。
左の写真は5寸勾配の屋根で右の写真は2寸5分勾配の屋根となります。
屋根の勾配によって下葺き材を変えているのです。
緩勾配だと万が一の侵入した雨水が逆流して雨漏りになりかねません。
既存屋根材に接着する片面粘着タイプの下葺き材を使用しました。
屋根材を葺いていきます。
このように狭くて手が入りにくい所も工夫をこらし納めていきます。
緩勾配屋根も屋根材を葺いていきます。
スーパーガルテクトの施工出来る最低勾配が2寸5分となっております。
そして施工の際は屋根材のジョイント部に捨て板を入れるように設計されています。
ジョイント部からの漏水を防ぐためです。
このようにメーカーの施工マニュアルを遵守して作業を進めていきます。
下屋根の屋根葺きが完了しました。
大屋根の工事も完了しました。
K様 この度は大切な屋根の葺替え工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。