尼崎市のN様邸にて屋根葺き替え工事をさせていただきました。
3階建ての屋根で寄棟ですが、3面とも異なる屋根勾配で横葺き金属瓦の表面はチョーキング現象(経年劣化により表面塗装が微細な粉状になり、触れば指先にチョークの粉が付いた様になる現象)をおこしており、足場無しではとても屋根には上がれない状態でした。
薄いグレー色に見えますが、施工当時は黒のはずです。屋根材は太陽熱・紫外線・酸性雨や黄砂、または鳥類の糞尿など建材の中でもっとも過酷な条件下にあります。ですから、いかに耐候性・耐久性に優れた屋根材を選ぶかが大事な事だといえますね。そして色々な条件のもと、最適な屋根材をご提案する事が私共の使命とも言えます。
既存金属瓦の撤去が始まりました。
やはり屋根の下に隠れていた所はまだ黒と認識出来ます。
既存のルーフィング材は捲らず、軒先の板金を取り付けます。
更に上からゴムアスファルトルーフィングを敷きます。そして天然石付金属瓦の新東かわらSⅡの役物を取り付け、本体瓦を葺き始めます。
破風の軽カルが取れ落ちていたため、板金を巻きました。
完成しました。樋も取り替えました。前の屋根材に比べ波形状の瓦のため重厚感があり、風格があります。
N様にも喜んで頂きました。弊社は京都のみならず兵庫、大阪、滋賀、奈良など近畿一円を営業エリアとさせていただいております。お気軽にお問合せください。
N様 この度は誠に有難うございました。